ようこそ校舎へ! たまプラーザ校 リニューアル特別編

渋谷駅と中央林間駅とを結ぶ東急田園都市線。そのほぼ中間に位置するたまプラーザは、多くの進学塾がしのぎを削る激戦区になっています。そうした環境の下、難関校への高い合格実績を出し続けるSAPIX中学部 たまプラーザ校は今年7月、新校舎に移転します。リニューアルオープンを前に、室長の吉永英樹先生に地域の特性や指導理念などについて聞きました。

便利な立地で、広いエリアから生徒が集う

東急田園都市線たまプラーザ駅は、渋谷駅までなら急行で約20分。東京メトロ半蔵門線にも乗り入れており、都心部へも交通至便です。また、隣のあざみ野駅で横浜市営地下鉄ブルーラインに乗り換えれば横浜駅まで約30分です。

通塾エリアは東急田園都市線の溝の口駅から青葉台駅までの間が中心ですが、たまプラーザ駅からは多くのバスが発着していることもあり、新百合ヶ丘など小田急線方面から通ってくる生徒もいます。平均的な通塾時間は20分程度とのこと。

志望校合格のためには“準備と訓練”が必要

SAPIX中学部 たまプラーザ校
室長 吉永 英樹 先生

横浜市北部のこの地域では、中学校での部活動が比較的盛んです。そこで、生徒が部活動と塾とをどう両立させるかが課題になります。

「中学時代、第一に優先すべきは学業だと思います。でも、部活動も中学校生活の大切な要素です。その両立が難しいという生徒には、学業を怠らないよう、こちらから適宜アドバイスをするようにしています」

生徒を指導するうえで、吉永先生が特に重視しているのが“準備と訓練”です。

「志望校に合格するには“準備と訓練”が欠かせません。準備とは、自分が志望する高校の入試問題について、どういった問題が出題されるかをきちんと把握すること。訓練とは、志望校の出題傾向を知ったうえで、自分に足りない部分を補強し、しっかり得点できるようにすることです」

具体的には次のように行われます。授業を受ける→自分でテキストを解く→テストを受ける→テスト結果を分析して解き直す→弱点補強について先生からアドバイスを受ける→授業を受けるーー。吉永先生によれば、こうしたサイクルを構築することこそ、“準備と訓練”にほかならないのだそうです。

「生徒にはスポーツに例えて話すこともあります。どんな有名選手でもコーチにアドバイスを受けながら練習するし、練習の成果を活かすべく練習試合や公式戦に臨み、試合の結果を反省してさらに練習に励むーー。このサイクルを繰り返し行うことが重要なのです」

卒業生が志望校選びのヒントをくれることも

中学生に求められるのは、自分自身の習慣として、勉強のサイクルをきちんと構築すること。とはいえ、最初から自力で築き上げるのは難しいため、講師の後押しがとても重要になります。

「SAPIXのカリキュラムはもともと『授業→テキスト→テスト→授業』というサイクルをつくれるよう設計されているので、私たちからの簡単なアドバイスで、勉強サイクルを構築できる生徒も多いですね」

学習の習慣が身につき、成果が出れば志望校への思いも高まるはず。加えてSAPIXには、より高い目標を目指すきっかけがたくさんあるのです。

吉永先生が鮮明に覚えているのは、校内でテストを行っていたある日曜日、筑駒高に合格したOBが顔を出してくれたときのこと。彼はテストが終わったばかりの生徒たちに「僕は夏休みをこう過ごした」とアドバイスしたうえで、「筑駒高はとてもいい学校だよ」と熱く語ってくれたのです。その話を聞いて、何人かの生徒は筑駒高にあこがれを抱き、真剣に勉強を始めたそうです。

優秀な仲間と高みを目指す。それもSAPIXの強み

今年の卒業生で吉永先生の印象に残っているのは、慶應義塾高に合格したAさんです。彼は中1から部活に熱心に取り組んでいましたが、一方で、苦手を作らないよう各科目の勉強を続け、入学当初は想定もしなかった志望校に合格できたのです。

「彼は部活に熱中しすぎてしまうこともあり、常に私たちが軌道修正しなければなりませんでした。ただし、私たちの助言を素直に受け入れるという長所があったため、順調に実力がつき、志望校合格を勝ち取ることができたのです。彼の受験生活は決して劇的なものではありませんが、当たり前に勉強すれば当たり前に合格できるモデルケースとして、受験生の一つの理想形だったと言えます」

吉永先生は「SAPIX中学部が生徒たちの試行錯誤の場になればいい」と考えています。受験の“準備と訓練”が初めからうまくできる生徒は、ほとんどいません。あれこれ試行錯誤しながら、自分に合った勉強スタイルを確立していけばいいのです。講師は生徒の試行錯誤を見守りながら、アドバイスする言葉とタイミングを常に考えているそうです。

そうした試行錯誤は生徒同士の交流や切磋琢磨によっても可能です。先日、吉永先生は教室でとてもいい光景を目にしたとか。

「数学がよくできる生徒が、自分の考えた解法を周りの生徒に紹介していたので、ちょっとした質問大会になっていました。生徒たちはあのとき、学ぶことの楽しさを実感すると同時に、みんなで頑張ろうという勇気を持ったはずです。共に高みを目指す優秀な仲間がいるからこそ、SAPIXはSAPIXであり続けることができます。本校は今回の移転を機に、SAPIXらしさをさらに追求していきます」

合格Story(本文中に登場するAさんのケース)

Aさん(慶應義塾高1年)

「SAPIXには中1で入室しました。SAPIXは1回の授業で、一つの単元が完結するようカリキュラムが組まれているので、部活で忙しくてもできるだけ休まないことを心がけました。部活は中3の9月まで続けたので、中3の夏休みは勉強との両立にとても苦労しました。それでも中途半端は嫌だったので、どちらも全力で頑張りました。 僕にはこれといった得意科目がなく、模試でも偏差値60を安定して超える科目はありませんでした。各科目の勉強の仕方もよく分からなかったので、SAPIXの先生に多くのアドバイスをいただきました」

吉永 英樹 先生

「Aさんはとても真面目な生徒でした。“得意科目がなく、自分には取り柄がない”と思っていたようですが、逆に不得意科目がないという点は受験生としての強みでした。特に数学に対し、必要以上に苦手意識を持っていたようだったので、自信を持って学習に取り組むよう促しました。学習面では、テキストの☆(星)三つまでの問題をしっかり復習するよう指示を出しました。たくさんの問題を解いたAさんは、確実に実力をつけてくれました」

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