「二度目のここで、初めて笑った」T.Tさん(筑波大学附属駒場高校 進学)保護者様より

T.Tさん(筑波大学附属駒場高校 進学)保護者様より
番号はすぐに見つかりました。「あった。良かった!」筑駒に行ける。本当に行ける。これでやっと行ける。

筑駒の合格発表の日、一人で見てくるからという息子の言葉に従い、私達夫婦は掲示板から離れた所で待っていました。掲示板の方から喜びの声が聞こえてくる中、息子は戻ってきません。

だんだんと不安になり始めたとき、「やったあ。受かったあ!」とガッツポーズをしながら走ってくる息子の姿が見えました。「おめでとう!」という言葉が先か、それとも走り出したのが先か、気づいたときには掲示板の真ん前に立っていました。番号はすぐに見つかりました。「あった。良かった!」筑駒に行ける。本当に行ける。これでやっと行ける。

私達は三年前もこの場におりました。

筑駒に行きたいと小五から勉強を始め、筑駒を目指すならと小六からはサピックスに通いました。それなりの成績は出していましたが合格することはできず、もう一度挑戦しようと、合格していた学校には行かず、公立中学に通うことを選択しました。

サピックス中学部には中一の夏から通い始めました。最初は余裕がありましたが、中二になると部活が忙しくなり、中三になる頃にはこのままではまずい、という状況になりました。息子は睡眠時間が八時間以上は必要で、とにかく時間が足りないのです。息子と話し合い、部活を減らすことにしましたが、部活仲間からは理解されず、息子はストレスを増大させていきました。その結果、宿題もこなせなくなり、十二月には体調を崩し、塾にも学校にも行けなくなってしまいました。これまで模試では80%をキープし続けていたのに、元日K特訓ではクラス落ち。親の私が不安になる中、先生方は優しく支え続けてくださいました。

その後何とか回復し、課題をこなし続けました。そして、二月、息子の顔つきが変わりました。開成入試の日まで本当に頑張ったと思います。当日は緊張のあまりガチガチでしたが、先生方にほぐしていただいたお陰で力を出し切ることができ、終了後は笑顔で入試会場から出てきました。

開成の合格発表の翌日は筑駒の入試日でしたが、自分の目で見てみたいと息子は一人で開成に向かいました。この場も二度目でしたが、今度は合格できました。そしてそのまま勢いに乗って筑駒の本番に臨むことができました。

息子を公立中学に行かせたことを、これで良かったのかと親として何度も自問しました。

サピックス中学部に入るときは、中学受験と同様、もう一度サピックスに託していいのかと悩みました。でもサピックスを信じて本当に良かったです。先生方、本当にありがとうございました。

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