「忘れられないあの日の光景」R.Tさん(慶應義塾高校 進学)保護者様より

R.Tさん(慶應義塾高校 進学)保護者様より
「落ちついて、いつもの通りにね」という先生の短く優しい言葉に、笑顔で答える落ちついた様子の息子。今でもあの日の光景が忘れられません。

息子は中一の春からサピックスに通い始めました。サッカーのクラブチームに所属していたため、週一回だけの通塾が精一杯でした。サッカーの練習を休むという発想は全くなかったので、欠席した授業は後日、サピックスへ自習をしに行き自分でやるしかありませんでした。日曜日の試験もほとんど受けることができず、別の日に個別で受けていました。

本人のやる気も全く感じられず、宿題や欠席教材がどんどん溜まっていき、このままの状態で大丈夫なのだろうか、と私が不安になっていきました。

中三になり第一回、二回のサピックスオープンの三科偏差値は48・6、49・6という結果でした。そろそろ真剣にならないといけないと思い、息子と何度も話し合い、つらい決断でしたが、七月末でクラブチームを休部することに決めました。そして夏期講習。やっと息子の受験がスタートしました。九月になり上位クラスに上がることができましたが十一月の第四回サピックスオープンでの偏差値が、過去最低の47・8、慶應義塾の合格率は25%でした。最後の面談では息子の最終内申が31だったこともあり、私が志望校選択に躊躇していたら、「すべて終わったときにいい受験だったと思えるような受験をしてほしい。後悔しないように是非チャレンジしてほしい」と先生に背中を押していただき、大胆にも早慶全校を含む合計七校を受験することに決めました。息子は、冬期講習頃から真剣に過去問に取り組み始め力をつけていった様子でした。先生は必要なときに必ずアドバイスをくださいました。その声かけの絶妙なタイミングと的を絞ったアドバイスは、息子の心にストレートに届いていたようでした。

入試当日の朝、正門前で先生と息子の姿を遠くから眺めながら、今までの厳しかった道のりを思い出し、胸が一杯になりました。その朝の風景が本当に清々しく「落ちついて、いつもの通りにね」という先生の短く優しい言葉に、笑顔で答える落ちついた様子の息子。今でもあの日の光景が忘れられません。

そして、入試本番に息子のピークがピタリと来るよう導いてくださった、それこそが合格のメソッドだと実感いたしました。七校中、六校から合格をいただけたという奇跡。今でも信じられません。三年間ご指導くださった先生方、明るい受付の方々に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

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