【理科】一問一答(化学)

問1

試験管AとBに鉄と硫黄の混合粉末を入れ、よく混ぜた後、試験管Bだけガスバーナーで加熱した。試験管Bを加熱するときは、図の(①ア・イ)のように加熱し、混合粉末が赤くなってきたら加熱をやめる。加熱をやめても反応が進行するのは、鉄と硫黄の化合する反応が(②)反応であり、(③)で次の反応が起こるためである。

試験管 試験管内の物質 うすい塩酸を加える 磁石を近づける
A (④)色の鉄と(⑤)色の硫黄の(⑥)物 (⑦)臭の気体の(⑧)が発生 引き寄せ(⑨)
B (⑩)色の硫化鉄 (⑪)物 (⑫)臭の気体の(⑬)が発生 引き寄せ(⑭)
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  • ①イ
  • ②発熱
  • ③発生した熱
  • ④黒(銀・灰)
  • ⑤黄
  • ⑥混合
  • ⑦無
  • ⑧水素(H2
  • ⑨られる
  • ⑩黒
  • ⑪化合
  • ⑫腐卵
  • ⑬硫化水素(H2S)
  • ⑭られない

問2

炭酸水素ナトリウムは「(①)」とも呼ばれ、ベーキングパウダー(ふくらし粉)などに含まれている。炭酸水素ナトリウムを図のように加熱すると、試験管の口の部分に水がつき、ガラス管からは二酸化炭素が発生する。試験管の口の部分についた液体が水であることは、(②)紙に液体をつけて(③)色から(④)色になることから確認できる。発生した気体が二酸化炭素であることは、石灰水が白くにごることから確認できる。また、試験管に残った粉末は炭酸ナトリウムである。

  • 試験管の口を下げて加熱する。……理由:(⑤)ため。
  • 火を消す前に石灰水からガラス管を抜く。……理由:(⑥)ため。
物質 水溶性 フェノールフタレイン液
炭酸水素ナトリウム (⑦)色 水に(⑧) (⑨)色になる・(⑩)性
炭酸ナトリウム (⑪)色 水に(⑫) (⑬)色になる・(⑭)性
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  • ①重曹
  • ②塩化コバルト
  • ③青
  • ④赤
  • ⑤発生した水が加熱部に流れないようにする
  • ⑥石灰水が試験管内に逆流するのを防ぐ
  • ⑦白
  • ⑧少し溶ける
  • ⑨うすい赤
  • ⑩弱アルカリ
  • ⑪白
  • ⑫よく溶ける
  • ⑬濃い赤
  • ⑭アルカリ

問3

(①)色の酸化銀の粉末を加熱すると、酸素が発生し、(②)色固体である銀ができる。銀は金属であり、金属光沢、電気伝導性、熱伝導性、展性・延性などの金属の特徴がある。また、銀は磁石に(③つく・つかない)。

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  • ①黒
  • ②白(銀白)
  • ③つかない

問4

水の電気分解では、陽極には(①)が発生し、陰極には(②)が発生する。また、発生する(①)と(②)の体積比は(③):(④)である。この比は化学反応式の(⑤)の比に等しい。水の電気分解の際には、(⑥)ため、水に少量の(⑦)や(⑧)を加える。電気分解の後、水溶液の濃度は(⑨)なる。

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  • ①酸素
  • ②水素
  • ③1
  • ④2
  • ⑤係数
  • ⑥電流を流しやすくする
  • ⑦・⑧水酸化ナトリウム・硫酸(順不同)
  • ⑨高く

問5

図のように、ステンレス皿の上に(①)色の銅粉末をうすく広げて加熱すると、(②)色の酸化銅ができる。加熱は、(③)ために薬さじでかき混ぜながら行う。

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  • ①赤褐
  • ②黒
  • ③酸素とよく触れさせる

問6

(①)色のマグネシウムを加熱すると、(②)色の光を発して激しく燃え、(③)色の酸化マグネシウムができる。マグネシウムは燃やすと強い光を出すので、花火などに利用される。

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  • ①白(銀・銀白)
  • ②白
  • ③白

問7

図のように、酸化銅と炭素の混合粉末を試験管に入れて加熱すると、(①)が還元され、(②)が酸化する。ガラス管を石灰水から引き抜いた後に加熱をやめ、加熱後は(③)ため、クリップやピンチコックでゴム管を閉じておく。

また、酸化銅の代わりに酸化マグネシウムを用いて同様の実験を行っても、酸化マグネシウムに変化はなかった。このことから、銅、マグネシウム、炭素と酸素との結び付きの強さは、強い方から順に(④)であることがわかった。

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  • ①酸化銅
  • ②炭素
  • ③空気(酸素)が試験管内に入るのを防ぐ
    ※ポイント:酸素が試験管内に入ると、銅が再び酸化してしまう。
  • ④マグネシウム、炭素、銅

問8

携帯用カイロには、(①)の粉末、食塩水、活性炭などが含まれ、(①)が(②)と化合するときに発生する熱を利用している。また、温度が下がる(③)反応の例として、(④)と(⑤)を混ぜるものがあり、反応の際にはアンモニアが発生する。

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  • ①鉄
  • ②酸素
  • ③吸熱
  • ④・⑤塩化アンモニウム・水酸化バリウム(順不同)

問9

2:1の体積比で水素と酸素を混合して点火すると、過不足なく反応する。また、反応によって生じた水の体積は無視できるものとする。

水素の体積〔cm3 5.0 4.0 3.0
酸素の体積〔cm3 1.0 2.0 3.0
残った気体の名称 (①) (②) (③)
残った気体の体積〔cm3 (④) (⑤) (⑥)
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  • ①水素
  • ②なし
  • ③酸素
  • ④3.0
  • ⑤0
  • ⑥1.5

基本事項の定着が重要

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  • ご紹介した問題は、SAPIX中学部オリジナル教材の一部を抜粋したものです。テキストでは、必要に応じ「ポイント」や「解説」も掲載しています。
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