「諦めなかった早実への合格」早稲田実業学校高等部 進学 T.Nくん 保護者様より

早稲田実業学校高等部 進学 T.Nくん 保護者様より
息子は、ダメでもいいから早実にチャレンジしたいと、決して志望校を変えようとはしませんでした。そして、そんな息子の早実への執念は、見事に実を結びました。

「場違いなところへ来てしまったかなぁ」それが、私が初めてSAPIXの保護者会へ行ったときの率直な感想でした。息子は、小6の3月からSAPIXに通い始め、それまで塾に通わせたことのなかった私は、家から近く、他の塾と違って、先生と生徒が必要以上に馴れ馴れしすぎることなく、良い意味で緊張感を保ちながら勉強できる、そんな雰囲気が気に入り、息子をSAPIXに通わせることに決めました。

しかし、詳しい実績なども調べず、何となくの雰囲気で決めたSAPIXの保護者会で、私が聞いた内容は、名だたる学校への見事なまでの合格実績でした。「現在、早慶高には、比較的入りやすくなっております」そんな説明を聞いた帰り道、「こんなハイレベルの中で、息子はやっていけるのだろうか」と、何も知らないまま通い始めた息子に、申し訳なく思ったほどでした。が、私の不安をよそに、必死でついていく息子の姿がありました。

学校での最初の定期テストで、クラスで一番の成績をとってきたとき、私も息子もサピを信じて頑張ってみようと決心し、その頃から、あの日に聞いた「名だたる学校」への挑戦が、私たち家族の目標になりました。

しかし、そんな決心も束の間、一日でも休むとついていけなくなりそうな、ハイスピードで進んでいくサピとバスケ部の両立に、息子は疲弊し、中1が終わる頃には、明らかに息子の笑顔と口数が少なくなっていきました。私は、このままではすべてが中途半端に終わってしまうと思い、息子にバスケ部かSAPIXのどちらかにしないかと提案すると、息子も自分で限界を感じていたようで、随分と悩んだ末、バスケ部を辞め、SAPIXに賭けてみることに決めました。ところが、ここから成績が伸びていくはずだった息子の現実は、SAPIXでは上と下のクラスを行き来するようになり、学校の内申点はみるみる下がり始めました。それまでのストレスも半減し、時間にも余裕ができたはずなのに何故?という思いで、親子共々、先の見えない毎日に思い悩む日々でした。

このままではダメだと、一念発起した息子は、苦手な国語をカバーするために英語を得点源にしようと決め、繰り返し単語を覚えた結果、徐々に成績は上がっていきました。

それでも、息子の第一志望である早実への合格はまだ難しいと、先生から言われました。しかし息子は、ダメでもいいから早実にチャレンジしたいと、決して志望校を変えようとはしませんでした。

そして、そんな息子の早実への執念は、見事に実を結びました。先生方の予想を裏切るかたちで合格を手にした息子が、「SAPIXに通っていなければ、今の僕はいないと思う。生まれて初めて心からうれしいと思った」と、満面の笑顔で言ったとき、それまでの私たちの苦労がすべて喜びに変わりました。無謀にも思えた息子の挑戦にも、最後まで応援してくださった先生方には、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。

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