「よき先生、よき仲間と乗り越えた受験」開成高校 進学 S.Yくん 保護者様より

開成高校 進学 S.Yくん 保護者様より
親の言うことに耳を貸さない息子が、先生方の励ましや、仲間とのやりとりで意識が変わり、いつの間にか開成高校に行きたいと明確に目標を掲げ、不思議なくらいに前向きな思考をもって頑張っていました。

塾との最初の面談の際、事前提出の書類は空白ばかりでした。どのような高校があるかも分からず、志望校欄は空白のまま、唯一記入していたのは「勉強時間が短いと感じる」ということだけでした。そこで、モチベーションを上げるため、東京六大学野球でプレーする姿をイメージさせ、ひとまず開成高校を目指すこととなりました。しかし、当時の息子の様子では現実離れした話のようでした。

もともと、中学受験も考えなかったわけではありませんが、当時加入していたソフトボールチームで全国大会を目指すという道をとり、地元中学への進学を決めました。しかし、その選択が正しかったのかずっと不安でした。いわゆる難関高校の受験に向けた勉強が地元中学でできるのか、という親の不安を解消するため、中学入学直前の春期講習から中学部に通うことにしました。

入室してからも息子のマイペースぶりにはいつも困っていました。とても宿題をこなしているようには見えませんでしたし、平日は部活、週末はクラブチームと忙しく毎日を過ごしていました。塾の先生も勉強時間の少なさを感じていて本人を叱るタイミングを見計らっているようでしたが、成績は良くもなく悪くもなく、機会を逸している感じでした。そんな状態で本人にとっては塾は楽しく、濃密な内容と先生方の話術に満足しているようでした。

中3になっても、息子は相変わらずで、保護者会に出席すると、先生の悪いたとえ話に出てくる生徒が息子に思え(いえ、確実に息子のことかと)、いつも情けない気分になって帰ってきました。「いいかげんに勉強しろ」という言葉、中2の夏に与えてしまったスマホでの「ゲームをやめろ」という言葉、その二つをどれだけ発したことでしょう。親の言葉はいつも空回りをしている感じでした。

その息子が、中3の夏休みくらいから徐々に自主的に勉強をするようになってきました。塾には仲の良い友だちがいたこともあり、よく塾に連れ立って自習をしに行き、仲間と一緒に目標に向かっていたようでした。家で勉強することはまだまだ少なくても、皆が集まることで自ずと勉強時間が確保できていたようです。親の言うことに耳を貸さない息子が、先生方の励ましや、仲間とのやりとりで意識が変わり、いつの間にか開成高校に行きたいと明確に目標を掲げ、不思議なくらいに前向きな思考をもって頑張っていました。冬休みの正月特訓、元日K特訓で、ますます力をつけていったのでしょう。受験した高校からはすべて合格をいただき、自信をつけて無事に終えることができました。

学校での成績が微妙なラインでしたので、どの高校も合格できないのではないかと思う時期もありました。それが杞憂に終わったのはやはり、受験を知り尽くし、息子を盛り立ててくださった先生方のおかげです。本当にありがとうございました。

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