「一番楽しくて時につらい場所」慶應義塾女子高校 進学 K.Sさん 保護者様より

慶應義塾女子高校 進学 K.Sさん 保護者様より
3月中旬、「サピの授業がないのが寂しい」と未だに言っているのは思わぬ「後遺症」でしたが、心から尊敬できる先生方に出会えたこと、そして、先生方からいただいた宝石のような言葉の数々は、彼女のこれからの人生の何よりの糧となりそうです。

慶應女子高校受験の当日、SAPIXの先生に励ましの言葉をかけていただき、娘はほどよい緊張感を帯びた笑顔で応えていました。その姿を見て、まだ吉報をもらったわけでもないのに、清々しい気持ちになりました。

親は、できれば大学まで国公立でと考えており、それに沿って娘は小学校時代、学内外で合唱団に所属し、歌に明け暮れていました。小6のとき、周囲の雰囲気でにわかに受験を試みようとしたものの志望校が見えず、11月には高校受験に焦点を定めてSAPIXに入りました。ですので、最長の期間お世話になった生徒の一人です。

SAPIXでの勉強を通して娘は大きく変わり、志望校に合格することができました。将来なりたい自分を想い描きながら頑張った努力はもちろんですが、彼女の特性を見ながら寄り添い、力を引き出してくださったSAPIXの先生方への感謝の気持ちは、この紙幅ではとても書き尽くせません。

SAPIXは彼女にとって「一番楽しい場所」でした。娘の先生たちへの絶大な信頼感から、各科の個性豊かな先生方が真摯に向き合ってくださっていることが、よく伝わってきました。また、同じクラスの生徒さんがこんなにすごかった、こんな面白いことを言っていた、など臨場感溢れる話を、夜11時近くに帰宅する娘からいつも聞かせてもらいました。既に相当な実力のある生徒さんたちが、さらなる高みを目指して必死に勉強する姿に、娘は非常に刺激されていたようです。

一方、SAPIXは時に「いるのがつらい場所」でもありました。男子の中に女子一人のクラス構成となり、その中で苦手な数学がまるで追いつけず泣きながら帰ってきたことも度々ありました。また、所属していた吹奏楽部は10月末まで活動があり、コンクール直後の夏休みのテストでクラスが変わってしまいました。しかし、悲壮感の中で必死に勉強して翌月には戻ることができました。先生からの期待の言葉やZクラスの楽しさから離れたくないという強い気持ちがその気合の源だったようです。

SAPIXが大好きなことは彼女の強みでした。苦手だった数学は、先生から助言をいただき、慶應女子の過去問は18年分をこなし、自信をつけました。冒頭の受験当日の先生からは「○○さんに解けない問題は他の人も解けないから、自信を持って」と言っていただいたほどです。また、3科だけでなく5科でも合格して理社の先生にも報告したいと、慶應女子高合格の翌日に受験した学芸大附高では、再度気持ちを引き締めて合格することができました。気持ちの浮き沈みが激しかった娘が、これほど自分の心のコントロールをできるようになったことにも驚いております。

3月中旬、「サピの授業がないのが寂しい」と未だに言っているのは思わぬ「後遺症」でしたが、心から尊敬できる先生方に出会えたこと、そして、先生方からいただいた宝石のような言葉の数々は、彼女のこれからの人生の何よりの糧となりそうです。

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