千葉県公立高校 2016年出題傾向リサーチ

前期

英語

チャート(英語)

リスニング問題、英単語、英文法、英作文、長文読解問題など例年通りの9題構成でした。リスニング問題は、対話の流れを推測する問題やイラストの中から答えを選ぶ問題など、毎年さまざまな出題があります。読解問題の中には、文脈に適した語を補う問題や、英語の質問に英語で答える問題など表現力をはかる出題も含まれます。今年は、答えのつづりを間違えやすい大問4と、英語力だけではなく、思考力も問われた大問6や大問8(2)で得点差がついたと予想されます。

1 リスニング:小問数2

対話を聞き、その後に続くセリフを選ぶ問題です。紛らわしい選択肢はなく、確実に正解したい問題です。

2 リスニング:小問数2

文章や対話を聞き、内容に関する質問に絵を選んで答える問題です。大問1同様、取り組みやすい問題です。

3 リスニング:小問数3

対話を聞き、内容に関する質問の答えを選ぶ問題です。時刻を答える問題では、必要な情報を整理する力が必要です。

4 語彙:小問数4

ヒントと例文を参考にして、単語を完成させる問題です。今年はつづりを間違えやすい単語の出題が目立ちました。

5 語形変化、並べかえ英作文:小問数5

単語を適切な形に変化させたり、英文の語を並べかえたりして対話文を完成させる問題です。(3)ではlikeの使い方が正解への鍵となりました。

6 条件英作文:小問数1

絵を見て、姉妹の間で交わされている会話を20語程度で完成させる英作文でした。状況を把握し、正確かつ簡潔に表現する力が必要です。

7 英文の読解(約330語):小問数6

2つの文章とプラネタリウムの上映案内に関する資料からなる読解問題です。文章の内容を正確に把握する力が必要です。

8 読解総合(約320語):小問数4

ある湖で不思議な体験をした女性に関する新聞記事からの出題でした。(2)の英語記述では、本文中の表現を用いつつ主語・動詞に注意して解答しなければならず、難しかったと言えます。

9 対話文の読解(約150語):小問数4

父と娘の間で交わされる対話文のセリフをそれぞれ4つの選択肢から選ぶ問題です。話の流れを理解できれば正解できる問題です。

数学

チャート(数学)

例年大問5題で構成され、大問1は計算小問、大問2は小問集合、大問3~5では平面図形、関数、数の規則性、文章題などが出題されます。作図、図形の証明、確率、関数は毎年出題され、ここ数年は資料の整理も頻出です。今年も、大問3、4、5が二次関数、平面図形、規則性の文章題という出題形式に変更はありませんでした。しかし、例年より難度の高い問題が複数あり、高得点の取りづらい試験だったと思われます。基本問題で取りこぼさないことに加え、思考力を要する問題に粘り強く挑む練習が必要でした。

1 計算小問

基本的な計算が6問出題されました。例年通り、短時間で確実に正解することが求められる問題です。

2 小問集合

(1)球の体積と表面積、(2)資料の整理、(3)文章題、(4)確率、(5)作図でした。どの問題も千葉県では頻出単元なので、対策の有無で差がついたかと思われます。特に、(5)の作図は、初見では難しい問題でしたが、有名な解法なので得点したいところです。

3 二次関数

二次関数と図形の融合問題でした。(2)①が例年より難しく、やや解答しづらいと感じたかもしれません。ただし、幅広く関数の問題を解いてきた受験生であれば十分対応できるレベルであるため、得点差がつきやすい問題でした。

4 平面図形

円の中にできる相似を利用する問題でした。(1)の証明は、図形の性質を段階的に利用する必要があったため、出題意図を読み取れないと失点する可能性があります。(2)は(1)の穴埋めがヒントになっているということに気がつけるかどうかがポイントでした。

5 数の規則性

公倍数を利用する数の規則性の問題でした。(1)は数えることで解ける問題でしたが、(2)以降は慎重な思考と丁寧な数え上げが求められるやや難度の高い問題でした。時間内に完答することは難しかったと思われます。

国語

チャート(国語)

2013年以降8題構成が続いています。放送問題、漢字、対話文、論説文、小説文、古文、作文と多岐にわたる出題が特徴です。限られた時間で多くの問題に対応するためのスピードと、取りこぼしをしないためのバランスのよい学習が求められます。記号選択だけでなく記述も出題されていて、ポイントをおさえた解答を書かなければなりません。千葉県特有で配点の大きい放送問題や短い時間で的確にまとめる作文問題には対策が必要です。

1 放送による聞き取りテスト

中学生の職場体験におけるインタビューとそれに対する問いが放送されました。メモ欄を利用して内容を的確につかむことが正解につながりました。

2 漢字の読み取り

標準レベルの出題だったため、しっかり学習していれば全問正解することもできたでしょう。

3 漢字の書き取り

部首に留意して書く必要がありました。口語ではあまり用いられない漢字も出題されています。

4 国語に関する知識・表現

「学校だより」の原稿を読んで問いに答える形式の出題でした。行書(ぎょうしょ)と楷書(かいしょ)の筆順の違いを答える見慣れない形式の出題がありましたが、出題の意図が理解できれば正解することは難しくありませんでした。また、多くの中学生が苦手とする敬語表現も問われました。

5 山田英二『新しいグローバルビジネスの教科書』

グローバル化に伴う新たな価値観を論じた文章が出題されました。記述問題では使用する言葉が条件として提示されていますが、本文をつなぎ合わせれば書けるような単純な出題ではなく、文章内容を的確に把握する必要がありました。

6 森谷明子『春や春』

俳句甲子園における一幕を描いた小説文が出題されました。文章は平易な表現で、内容の理解は難しくなかったようです。心情描写が多い場面なので、登場人物の気持ちを追うことで高得点を取ることも可能な大問でした。

7 『仮名世説』

自分の技量におぼれることなく切磋する(=努力して励む)画人の姿を描いた古文の出題でした。現代語訳がすぐ隣に記されているため、読みやすく、取りこぼしてはいけない大問と言えます。

8 作文

新聞の投書を読んで「あなたの考え」を書く作文で、投書とは別に資料1(辞典の記載)と資料2(世論調査のグラフ)が示され、これらを根拠として論じるという出題でした。誤字脱字に気をつけて書けば、高得点も狙える出題でした。

理科

チャート(理科)

例年通り、小問集合(4問)、物理、化学、生物、地学から2題ずつの9題構成で、中学理科のほぼすべての単元から出題されました。物理がやや難しく、地学の一部で分析力を必要とする問題がありましたが、多くは基礎問題でした。基本事項の定着の度合いが得点を左右し、難関校では高得点勝負になると考えられます。

1 小問集合

各分野から1問ずつの出題でした。いずれも基礎問題であり、全問正解が望まれます。

2 人体(生物)

ヒトの呼吸のしくみに関する典型問題でした。記述が1問ありましたが、難しいものではありませんでした。

3 電流(物理)

回路図の作図と回路の計算の問題でした。(3)は電流計の位置に注意が必要ですが、すべて正解したい問題です。

4 物質の特徴(化学)

溶解度の基礎問題でした。典型的な内容なので演習量がそのまま得点差につながります。(3)がやや難しい問題ですが、丁寧に解けば正解できるでしょう。

5 地質(地学)

堆積岩と柱状図の問題でした。(3)は柱状図と等高線から崖の断面を予想するという分析力が求められました。

6 力(物理)

浮力に関するやや難しい問題でした。浮力や水圧について正確に理解している必要があり、得点差がついたと考えられます。

7 天体(地学)

透明半球と気象衛星から見た地球がテーマでした。(3)は気象衛星から見た地球の様子を推測する必要があるので、解きづらい問題でした。

8 遺伝(生物)

遺伝と生殖の基礎問題でした。(1)のような基本語句での失点は避けなければなりません。しっかりと得点したい大問でした。

9 イオン(化学)

化学電池の典型問題でした。(4)は実験を行ったことは少ないと思われますが、化学電池の基本的なしくみを思い出し、冷静に取り組めば正解にたどり着けたでしょう。

社会

チャート(社会)

例年通り大問数は8題で、地理・歴史・公民すべての分野から幅広く出題されています。千葉県に関する文章や地形図の読み取りも変わらず出題され、全体の傾向に大きな変化はありません。教科書の基本知識をしっかりと習得することが何よりも重要ですが、初見の資料をその場で読み取る問題や知識をもとに複数の資料を分析する問題で得点差がついているため、正確な分析力を身につけることが欠かせません。また、毎年25字前後の記述が3問程度出題される傾向も続いているので、記述対策も合格への鍵となります。

1 総合問題

千葉県の歴史や産業に関する文章をテーマにした総合問題です。ただし、千葉県に特化した知識が必要とされるわけではなく、教科書をしっかりと学習していれば得点できる内容が問われています。

2 日本地理

日本の各地方や気候・工業の特色、地形図などが出題されました。恒例の日本地図を使った問題は、各地方の都府県の数に関する基本的なものでしたが、地図上の県境があいまいで、その場で数えることができなかったため、思わぬミスにつながりかねないものでした。

3 世界地理

世界の地形や自然、宗教や時差に関する問題でした。難度は例年並みでしたが、時差を求める問題や3つの資料を注意深く読み取らなければならない問題など、スピードや正確な分析力が必要とされました。

4 前近代史

古代から幕末の政治・経済・文化・同時代の世界史などが幅広く問われました。幕末の貿易品目と相手国を答える問題や鉄砲伝来時の世界の様子を選ぶ問題など、日本をとりまく当時の国際情勢を把握しているかどうかを問われるものが目立ちました。

5 近・現代史

明治時代から現代までの日本と世界の歴史が問われました。例年と比較して出来事を年代順に並びかえる問題が少なく、出来事とキーワードが結びつきさえすれば正解できるものが多かったため、受験生にとって取り組みやすい問題でした。

6 政治

選挙や政党を中心とした政治の総合問題でした。比例代表制に関する文章記述は、衆議院・参議院の制度の違いを理解したうえで、前後の言葉につながるように記述しなければならず、知識、分析力、記述力が総合的に試される良問でした。

7 経済

日本銀行の金融政策と政府の財政政策をテーマとした出題でした。好景気・不景気時に日本銀行や政府がどのような対策をおこなうかを正確にまとめていれば対応できる問題です。経済用語とその原理を論理的に理解できているかどうかが試されました。

8 国際社会

国連本部でおこなわれたスピーチをもとにした人権に関する出題でした。子どもの権利条約における4つの権利を分類する問題は文章をしっかりと読めば、一般常識の範囲で解答できるものでした。

後期

英語

2016年 千葉県公立高・後期選抜問題分析【速報】 傾向分析 英語

リスニング、英文法、英作文、長文読解、対話文という形式は例年通りです。昨年と比べ、解きづらい設問は減少しているものの、長文読解における総語数はやや増加しています。よって、時間配分に注意しながら問題を解き進める必要がありました。得点差がつきやすい問題は、自分の意見を分かりやすくミスがないように英語で記述する大問3、チラシを正しく読み取ることが求められる大問4(1)、細かい部分まで内容を把握する力が求められる大問5(2)(4)だと予想されます。

1 リスニング:小問数5

例年通り、英文の内容に合う絵を選ぶ問題、文章や対話の内容に関する質問に答える問題です。全体の約2割の配点を占めますので、正解したい問題でした。

2 語形変化、並べ替え英作文:小問数5

単語を適切な形に変化させたり、語を並べかえたりして対話文を完成させる問題です。例年に比べ、どの設問も基本的な文法知識なので、易しいものでした。

3 条件英作文:小問数1

ある主張に対して、肯定、否定のどちらかの立場を選択したうえで、自分の意見を15語程度の英文でまとめる問題です。高得点を取るには、短い時間で自分の意見をまとめ、ミスなく表現する力が必要でした。

4 短文の読解(約260語):小問数4

オリジナルTシャツの注文に関する英文のチラシ、挨拶状を送るという習慣についての英文が出題されました。Tシャツの問題では、チラシにある表を正しく読み取らなければならないので、細かい注意力が必要でした。

5 エッセイの読解(約410語):小問数5

ある少年が妹に贈ったバースデーカードにまつわる英文です。(2)は、与えられた英文を正しい箇所に補う問題で、前後の文脈を把握し、代名詞にも注目する必要があります。(3)は少年が贈ったカードに隠されたメッセージを読み取れたかどうかがポイントとなりました。

6 対話文の読解(約170語):小問数4

クラスメイトの間で交わされる対話文のセリフを4つの選択肢からそれぞれ選ぶ問題でした。どの設問も話の流れをつかめば正解できる問題でした。

数学

2016年 千葉県公立高・後期選抜問題分析【速報】 傾向分析 数学

大問1が計算小問、大問2が小問集合、大問3~5が、平面図形、関数、規則性、文章題などで構成されています。試験時間は40分で前期試験より10分短くなります。今年、後期試験で初めて資料の整理が出題され、また近年続いていた二次関数のかわりに、図形が移動する問題となりました。これまでの千葉県の傾向を踏襲していますが、全体的に見ると40分という試験時間で解ききるのはやや難しいと思われます。時間配分がポイントになる試験でした。

1 計算小問

例年通りの計算問題6問でした。時間をかけず、確実に得点すべき大問でしょう。

2 小問集合

(1)投影図、(2)資料の整理、(3)二次関数と正方形、(4)確率、(5)作図でした。後期選抜で初めて資料の整理の出題があったこと以外は例年通りでした。確率、作図はともに解きやすい問題であったため、完答したい大問です。

3 関数・平面図形

ここ数年続いていた二次関数ではなく、移動する図形が重なる部分の面積を求める問題でした。(2)②は変域に気をつける必要がありますが、類題を解いたことがある受験生であれば完答を目指すことができた問題です。

4 平面図形

例年通りの穴埋めを含む証明と、面積比を求める問題でした。証明問題は、穴埋め部分からの流れを意識することがポイントでした。(2)も証明の過程や結論を手がかりに考えることで解答できる問題で、過去の入試問題の演習量によって差が出たと思われます。

5 規則性・文章題

座標平面上を規則的に点が移動する問題でした。いずれの問題も「丁寧に規則性を調べる」ことで対応できますが、問題数も多く、時間がかかります。試験時間内で完答をすることは厳しかったでしょう。

国語

2016年 千葉県公立高・後期選抜問題分析【速報】 傾向分析 国語

例年通りの7題構成でした。前期選抜に比べると大問は1題少ないものの、試験時間は10分短い40分となっているため、スピードが求められます。千葉県立の特徴である聞き取り問題は後期選抜でも出されているので対策が不可欠です。文章はいずれも理解しやすいものですが、慎重かつ丁寧な読解を心がけて、着実に得点に結びつけなければいけません。例年、記述と作文で得点差がついていますので、確かな記述力の養成が必要です。

1 放送による聞き取りテスト

部活動紹介の原稿に関する話し合いの様子が放送されました。作成された原稿が問題用紙にあらかじめ書かれているため、例年の聞き取り問題に比べると解きやすいものでした。同音異義語の知識が今年も問われています。

2 漢字の読み取り

話し言葉ではあまり使用されない漢字や、やや専門的な用語が出されましたが、総じて標準的なレベルです。

3 漢字の書き取り

四字熟語はやや難しいものが出されました。ただし、「間違えやすいもの」としてよく問われる熟語なので、漢字をしっかり学習していた受験生であれば、満点も狙える大問です。

4 相沢沙呼『ココロ・ファインダ』

高校の写真部を舞台とした小説文が出題されました。受験生にとって読みやすい内容で、心情の把握もしやすかったようです。ひねった設問はなく、読解力がそのまま得点に反映される大問でした。

5 平木典子の文章

人のものの見方、考え方がどのように形づくられるかについて論じた文章です。記述は文章の要旨について答える内容であり、指定語句がヒントになるものの、受験生にとっては難しい問題でした。

6 『雑談集』

鎌倉時代の説話集から出題されました。僧侶が戒律で何を禁じられていたかを知っていると、解きやすい問題でした。

7 作文

昨年同様に資料を読み取って書く作文が出題されました。今年の問題は資料1と資料2の組み合わせについても答える必要があり、出題の意図を正しくつかむことが高得点につながりました。

理科

2016年 千葉県公立高・後期選抜問題分析【速報】 傾向分析 理科

例年通り、物理、化学、生物、地学から2題ずつの8題構成でした。前期選抜よりも試験時間が10分短くなりますが、小問数はほとんど変わりません。設問の多くは基礎問題であり、前期選抜よりもやや解きやすくなりました。したがって、十分に対策してきた受験生であれば、試験時間が足りなくなることはないでしょう。基本事項の定着、演習量の確保はもちろんのこと、ミスを最小限におさえる注意力も必要です。

1 物質の特徴(化学)

気体の性質に関する問題でした。記述はゴム管やガラス管という普段使わない用語まで使用することに戸惑った受験生もいたと思いますが、難しいものではありませんでした。

2 天気(地学)

天気図の読み取りがテーマでした。基礎問題ではあるものの、(2)は注意深く図を見て答える必要がありました。

3 動物(生物)

無セキツイ動物の特徴についての問題でした。動物の分類の中でも無セキツイ動物は対策が不十分になりがちなので、得点差がついたと考えられます。

4 運動(物理)

台車の運動と記録タイマーの典型問題でしたが、多くの受験生が苦手としている単元です。ここでも得点差が生じたと考えられます。

5 天体(地学)

月食に関する問題でした。(3)(4)は月食や月の満ち欠けについての正しい理解が必要となりますが、難しいものではありませんでした。

6 電流(物理)

磁界と電磁誘導の問題でした。(3)は「すべて選ぶ」形式の記号選択問題でしたが、丁寧に考えれば正解にたどり着けます。

7 化学変化(化学)

銅の酸化についての基礎問題でした。全問正解したいところです。

8 植物(生物)

アジサイのからだのつくりとそのはたらきが問われました。(1)は間違えやすい問題でしたが、他は典型問題でした。

社会

2016年 千葉県公立高・後期選抜問題分析【速報】 傾向分析 社会

問題構成・出題傾向ともに例年通りです。教科書に掲載されている基本事項が多く、統計資料や地形図を用いた問題も読み取りやすいものであったため、昨年並みの難しさと言えるでしょう。しかし、歴史と公民で出された記述問題は使用語句、制限字数、前後の文脈の関係上、まとめるのが難しく、減点されないように注意が必要です。また、受験生が間違いやすい用語を書く問題もあるので、失点は避けたいところです。

1 総合問題

千葉県に関する文章をもとにした総合問題でした。地理、歴史、公民分野から1問ずつ出題されていますが、いずれも千葉県に特化した知識ではなく、教科書に基づく基本内容が問われました。

2 日本地理

都道府県庁所在地と地形図が出題される傾向は変わっていません。米に関する2つの資料の読み取りは資料にヒントが示されていたので、分析しやすい問題でした。

3 世界地理

経線、六大州、雨温図や南米諸国の貿易など幅広く出題されました。本初子午線の反対側を答える問題は、日付変更線を正しく覚えていないと紛らわしい選択肢がありました。日頃から目的意識を持って教科書や地図帳に取り組んでおくことが必要です。

4 古代~近代史

日本の古代から近世にかけて幅広く問われ、近代中国史からも出題されました。藤原氏の摂関政治に関する記述問題は、前後につながるように、指定語句を用いて短く書く必要があるので、まとめ方を工夫しなければなりませんでした。

5 近・現代史

「明治時代以降の千葉県の歴史」をテーマに近現代の関連知識が問われました。絵画に関する問題は、学習を後回しにしがちな文化史への理解を試されるもので、普段から教科書、資料集の図版に興味をもつことが必要でした。

6 経済

企業や社会保障制度に関する総合問題でした。独占禁止法を運用する機関や公的扶助の内容、介護に関する資料の読み取りが出題されましたが、いずれも基本問題なので確実に得点したいところです。

7 政治

内閣や裁判所に関する正確な知識が定着しているかどうかが試されました。刑事裁判に関する正誤問題は紛らわしい選択肢があり、教科書を細部まで理解しておく必要がありました。

「SAPIX高校受験情報室」― 千葉県立高校 関連コンテンツ

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