[2016 高校受験 保護者体験記]「第二の学校 ~サピックスが大好き!~」安田 典子さん(筑波大学附属高校進学・母より)

「誰と学ぶのか」~3年間SAPIXにお世話になり、「人」とのご縁や繋がりが、何か大きなものを乗り越える時、力となるのだと改めて感じました。人と人の間で育つのが人間。安定した環境があってこそ良質のテキストも洗練された授業も生かされる。SAPIXにはそのすべてが揃っていました。不安と背中合わせの毎日でも、尊敬できる最高の仲間と学べ、発見や達成感に満ちたこの3年間は、息子にとってこのうえなく豊かで贅沢な時間でした。自分にピッタリの塾に出逢え、嬉しそうにカリキュラム表を眺める姿。スポンジのように新しいことを吸収していく様子は、羨ましくさえ思えました。SAPIXは宝箱のような信頼できるもう一つの学校でもありました。
 
息子は早くから筑波大附属高校に興味を持っておりました。実は、筑附での3年間=今の私です!と言えるような私の母校なのですが、親としては少々複雑な思いもございました。特に施設や設備は「歴史」を感じさせ、廊下に至っては私が居たころにタイムスリップ。昭和時代の段ボール箱がそのまま積みあがっている始末。多くの都立や私立が、変わりゆく大学受験への対策を打ち出す中、あくまでもマイペースな筑附。あまりの変わらなさに驚くと同時に苦笑いでした。しかし息子にとっては、そのブレない存在こそが何よりも魅力だったようです。学校を初めて訪れた時の我が子の目の輝きは忘れません。「この学校、何だろう。何か良いよね!先生も生徒も活き活きしている!校庭も広いし。ここならいい学びと良い人間に出会えそう。」これを聞いた時、「ああ大丈夫だ。この子は「筑附生候補」かもしれない。」と一瞬でも陳腐な不安を抱いた自分が恥ずかしくなりました。私の雨雲は魔法のように消え、自分で登る山を決めた息子が一回り逞しく感じられました。
 
しかし!同時に違う雨雲が立ち込めました。筑附合格にはオールAのオール5という成績が鍵だという謎の伝説に怯えたのです。もともと学校を大事にする方針の我が家でしたので、野球部の部長や3年間代議員という多忙な毎日の中、成績をなんとか死守し続けました。常にユニホームを脱ぎ棄て、泥をぬぐいながら授業や模試には駆け込みました。苦しかったです。辛かったです。クタクタでした。だからこそ「やった!ついにこの日が来た。部活に充てた週30時間を全てSAPIXに!」「あの仲間や先生方と思う存分勉強ができる!」と歓喜の息子でした。3年前「忙しい生徒ほど中3の夏以降が充実しているから大丈夫ですよ。」と、背中を押して下さった先生の言葉を信じ頑張ってきて良かった。と思える瞬間でした。
 
「いつだって豊かな人に出会いたい、その中で自分も成長していきたい。」SAPIXで出会った全ての先生方がそんな息子の筑附への思いを尊重し、合格に導いてくださいました。本当に贅沢で幸せで有り難いことでした。36ヵ月分のコツコツと積み上げた5色のテキストタワー。この土台=自分を信じて、新たな高校生活を一つずつ積み上げていってくれたらと願っております。ありがとうございました。

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